言葉によるコミュニケーションは人間の社会的活動の基盤をなすものであり、
言葉を聞く上で障害を持つ方たちに、様々な場で情報保障を提供することが強
く求められています。このような情報保障、特に字幕付与に関して最新の技術
を紹介し、意見交換を行なう場として、本シンポジウムを開催してきました。
今回は、情報保障・要約筆記の今後の展開について様々な報告と議論を行い
たいと思います。難聴者・中途失聴者・ろう者の皆さん、要約筆記者、教育関
係者、速記者、情報通信技術研究者など、字幕付与技術に関心のある皆さんの
参加をお待ちしています。
☆日時 2015年 4月18日(土) 午後1時30分〜5時30分
☆場所 京都大学 学術情報メディアセンター 南館
京都市左京区吉田二本松町
...アクセスマップ
☆定員 100名
参加無料、ただし懇親会費(任意参加;3000円程度)は当日受け
☆主催 京都大学 学術情報メディアセンター
(一社)全日本難聴者・中途失聴者団体連合会 近畿ブロック、京都府難聴者協会
速記科学研究会、速記懇談会
☆協賛 (社福)京都聴覚言語障害者福祉協会
(公財)京都新聞社会福祉事業団
(特非)全国要約筆記問題研究会
(公社)日本速記協会
京都大学 学生総合支援センター 障害学生支援ルーム
☆協力 (株)ワードワープ
☆プログラム 13:30 開会あいさつ 村田 淳 (京都大学 障害学生支援ルーム) 13:40 講演1「IPtalkの開発の経緯と今後の展望」 栗田茂明(日本遠隔コミュニケーション支援協会) 14:10 講演2「高等教育における障害者支援とICT」 広瀬洋子(放送大学) 14:40 講演3「聴覚障害者と音楽」 平賀瑠美(筑波技術大学) 15:10 (休憩) 15:30 講演4「音声認識を用いた字幕付与の進展」 河原達也 (京都大学) 16:00 講演5「世界の筆記通訳の文脈を読む」 兼子次生 (関西サイエンス・フォーラム) 16:30 自由討論 17:15 閉会あいさつ 山口武彦 (京都府難聴者協会) 17:30 交流会シンポジウム2015は、おかげさまで109名の方に参加頂き、盛況に終わりました。